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純情息子の母の日

まだ純情息子だった頃の話です。母の日の日曜日、いつもどおり友達のうちに遊びに行っていました。プレゼントも何も期待していなかったのですが、帰ってきたと思ったら「おかあさ~ん!」と勢いよく玄関を開け「おかあさん、僕、カーネーションを買わなきゃいけないから300円頂戴!」と言います。

「ん?」と思い、よく聞いてみると、友達と遊んでいたら同級生の女の子から「あなたたちはお母さんにカーネーションをあげないの?私は今から買いに行くよ。行くんだったら連れて行ってあげるから300円持っておいで。」と言われたそうです。小学校1年の頃ですが、この女の子はとってもしっかりした子で幼稚園の頃から色々面倒?を見てもらっていました。ですからお姉さんのような話し振りも納得です。

何で私があげなきゃいけないんだと思いながらも300円渡しました。しばらくして帰ってきた息子の手には造花のカーネーションが1本。それでも喜んで受け取りました。

でも、これが300円?と思い、いくらだったか聞いてみると「300円のは本物の花で、すぐ枯れちゃうでしょ。これは100円だけど枯れないよ。○ちゃん、(一緒に行った女の子)は300円のを買ったけどね。」とちょっと自慢げに言います。いい買い物をしたと思っているようです。

「で、後の200円はどうしたの?」
「手に持っていると落としそうだったからお菓子を買った!」

2005.5
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プロフィール

スカーレットレッド

Author:スカーレットレッド
平成5年生まれの我が家の一人息子。現在20歳です。実家を離れ、関東の片隅で一人暮らし。そんな息子にも天使のようなかわいらしい時期がありました。息子が小学生のころに書き始めたブログから「純情息子シリーズ」を再アップ。

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