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純情息子の上靴

今日は金曜日、学校から上靴を持って帰ってきます。思えば、小学校の入学式、学年主任の先生が「今日から1年生だね。先生と約束しよう。」とさわやかに言ってくれたその約束の中の一つに「自分の上靴は自分で洗おう。」

 さすが、先生!いいことを言うと感激したのもつかの間、学校から帰ると「ばーば、上靴洗って。」といい続けました。先生と約束したんじゃないのと言っても気にしません。母も「だれそれの孫はおばあちゃんは汚いといって洗わせてくれないと言ってた。それに比べたら○○(息子の名)は何てかわいい。」と思いっきり甘いのです。

 そして、中学生になった今も「ばーば、お願いね。」母の方も相変わらずです。

 息子は承知の上で甘えています。これじゃいけないと思うのですが、痛い足を引きずりながらも孫の上靴を洗うのを楽しみにしている母に洗わなくていいとも言えず、結局洗ってもらっています。

 これで、息子のためになっているのか、母のためになっているのか、悩むものの能天気な私はすぐ悩むのも忘れ、今日も帰ってきたときは母が洗った後だったので「まっ、いいか」

2005.5
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スカーレットレッド

Author:スカーレットレッド
平成5年生まれの我が家の一人息子。現在20歳です。実家を離れ、関東の片隅で一人暮らし。そんな息子にも天使のようなかわいらしい時期がありました。息子が小学生のころに書き始めたブログから「純情息子シリーズ」を再アップ。

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